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じゃじゃーん!トランスコミック、略してトラコミ君の登場でーす。「君」ってことは僕は男の子だったのね。知らなかったー(笑)。今回はなんとニューヨークに登場です!
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うわー、やっぱりNYとも言うと背の高いビルが多いねえ。僕の背と比べてみてよ。え、どこにいるんだって? |
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ほら、ここだよ。ちょっとは大きくなったかな?ロックフェラーセンターの高層ビル群です。
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こちら、ラディオシティ・ミュージックホールの前で。これもロックフェラーセンターの一部です。舞台もきらびやかで、ミュージシャンが地味に見えてしまうのが欠点だって。NY娯楽の中心。僕もデビューを控えて緊張の心持。(うそです) |
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はい、有名なタイムズ・スクエア。僕も記念写真、へへへ。なんか足もすらりとして女の子に見えるんだけど。 |
こちら、はるかに見えまするはエンパイアステートビルでござーい。 |
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同じく、ちょっと別の角度から。 |
僕がNYで所有しているうちの前の階段でちょっと記念写真。なんちゃって、単に通りがかりの家。 |
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うん、町を歩いている間になんか、雲行きが悪くなってきたぞ。しかも寒くなってきた。 |
ありゃりゃ、こりゃ雪だ。たまらない。 |
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寒いよー。 |
ガクガク… |
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うぐぐ、ついに埋もれてしまった。前人未到の地を目指して雪の道を行くのだ。 |
う〜、寒かった。とりあえず室内に避難。でも、見知らぬ人ばかりでなんとなく心細い。 |
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ははは、僕の仲間がたーくさん。シンプソン君とサウスパークの仲間たち。ついでにオスカー君もいるぞ。 |
さて、気分を改めて。今度は遊覧船観光!と言っても、実はこれスタッテンアイランドへの連絡船。なんと無料なんだ。自由の女神像の横を通っていくから安く観光したい人にはお勧めだよーん。 |
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おっとっと、ゆれますね。 |
あ、見えてきた、見えてきた。自由の女神。 |
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え、小さくてよく見えないって?ここだよ、ここ。 |
アメリカ合州国の独立を記念してフランス政府が贈ったものだそうです。 |
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あらら、もう通り過ぎちゃったよ。え、これだけでは物足りないって?ちゃんとお金払うと、別の船で上陸できるから、そちらを利用してね。女神像の頭まで上れるんだ。ものすごく込んでるけど。。。その後エリー島ってトコに移民博物館があって、これも面白いから、ぜひごらんあれ。映画「ゴットファーザーII」に出てくるけど。 |
さあ、自由の女神像を過ぎたら、船の前のほうに移動、移動。マンハッタンのビル群が目の前に迫ってきますよー。 |
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あらら、そこの人、ちょっと頭が邪魔、邪魔。 |
うわー、迫ってきた、迫ってきた。昔はこの左のほうにワールドトレードセンターの双子ビルがそびえていたそうだけどねえ。。。 |
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さて、趣を変えて、こちらはビレッジ。村。ってことだけど。この辺は昔はマンハッタン島の下のほうの町から外れていたので、村、だったそうですよ。今では町ど真ん中、ですけれど。芸術家とか、ヒッピーみたいな人がたむろしていたところ。この青い店はビターエンド、といって、昔はボブ・ディランとかが演奏していたそうです。 |
村、いやビレッジ歩き。この建物の前についてる階段みたいなのはフラットアイロンといって、非常階段。非常階段まで、なんか風情あるねえ。単にここから泥棒が入るだけ、という説もありますが。。。 |
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それでは、これからNYで最も幅が狭い家にご案内します。 |
これです。何のためにこんな小さい家作ったのかねえ?でも僕にはぴったりだ! |
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ほほほ、こりゃ見事。芸術家の町らしいね。地球は花で囲まれている、って感じかな。 |
やったー、これは僕のアイドル、パンクバンドのクラッシュですよー。お金がないキッズのためにレコードの値段を下げようとして自分たちの手取り分をなしにしたそうです。単に態度でだけでなく、こうやって実質的にもパンクじゃなくちゃ。うーん、僕も観光だけでなくて、タイコーウンドーに目覚めなくちゃー! |
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というわけで、「地球は売り物でない!」社会主義学者会議、というところに乗り込んでマン置きじゃー!!(ちゃんと受付の許しを取ったから、単に置いてるだけだけど) |
ふむふむ、いろいろ置いてありますな。 |
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お、ちゃんとあった、トランスコミック。 |
熱そうな韓国の労働者のビデオの横にも。 |
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ふん、なんかおかしなTシャツがありますね。 |
なんだこりゃ。「9−11」ドル札の主催者はブッシュってか? |
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いろいろ覗いてみたけれど、やはりトランスコミックの認識の透徹さと、表現の分かりやすさに増すものはなかった、という感じですぅ。 |
よし、その勢いで世界資本主義の中心地、ニューヨーク株式市場へ、いざ! |
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と言っても、こういう実際の場所ではなくて、その裏で動いているシステム、カラクリをつかんでそれを少しづつ変えていこう、というのが大事なことです。そこがテロリズムと違うところ。だって、株式取引所のビルだって、美しいじゃない。壊すことではない、変えること。 |
おっと、これは世界の金持ちのための雑誌。「フォーブス」ですね。 |
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ついにきました。テロの被害地。世界貿易センターの跡地です。 |
近くのビルにはまだ傷跡が残っていました。 |
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被害地を前に呆然とたたずむトラコミ君。
これがテロ戦争の始まりだと権力者は言いました。いや違う。これを憎しみの応酬の終わりにすべきだったのです・・・ |
跡地の真ん中に十字架が立っていた。キリストは「右の頬を打たれたら、左の頬を差し出しなさい」と言った。ガンジーは「目には目を。そんなことを言っていたら今では世界の人はみな盲目」と言った・・・そう、仕返しをしないのには、勇気がいる。単なる理想主義でしかないかもしれない。 |
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しかし、昔から人はそれ以外に全滅を防ぐ方法がないということが分かっていたから、こういう理想主義は生き続けてきたのです。現在の複雑な社会のカラクリの中で、それをどうやって現実にできるのでしょうか。 |
町の中でこんな看板を見つけてびっくり。緊急の電話は「911」それほど緊急でない場合は、「311」へ、とある。NYのテロは9月11日。スペイン、マドリッドでは、3月11日。え、これって・・・恐怖が頭を掠める。テロではない。戦争ではない。ゆっくりとセカイノカラクリを変えていくこと・・・ |
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ってワケで、とりあえず、アメリカ合州国の旗を反対に変えてみました。へへへ、こんなのではダメか! |
雪も降ったNYだけど、やっと青空がみえてきました。 |
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あっという間のNYだったけど、なんか心に残りました。また来たいな。 |
帰りの飛行機ではマッキンリー山の見事な姿が見えましたよ。 |
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ふー、疲れた。密航して、スーツケースの中に隠れていたよ。 |